ドライフラワーは美しい花を長く楽しめるため、プレゼントにも人気のアイテムです。
しかし、一部ではドライフラワーは失礼な意味があると考えられており、プレゼントするのは避けたほうがよいとも言われています。万が一失礼な意味が込められている場合、相手に不快な思いをさせかねないたいめ、不安に感じる方もいるでしょう。
本記事では、ドライフラワーにはどのような意味があるのか、プレゼントしても問題はないのかについて解説します。
また、ドライフラワーをプレゼントする際の注意点もまとめました。
ドライフラワーをプレゼントするか悩んでいる方、ドライフラワーの意味を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
1.ドライフラワーをプレゼントとして贈る意味は?
1-1. 日本ではドライフラワー自体に花言葉や特別な意味はない
1-2. 海外ではドライフラワーそのものによい意味の花言葉が含まれる
2.ドライフラワーのプレゼントが失礼・ダメと言われるのはなぜ?
3.ドライフラワーのプレゼントを贈ってもよい場面
4.ドライフラワーのプレゼントがよくない意味を持つ場面
5.ドライフラワーがプレゼントにおすすめの理由
5-1. 手入れの手間がかからない
5-2. 長く花を楽しめる
5-3. さまざまなアレンジができる
5-4. 特別感がある
6.ドライフラワーをプレゼントする際に伝えるとよいポイント
6-1. 色の変化がある
6-2. 直接日が当たるところに置かない
6-3. 多湿な場所に置かない
7.ドライフラワーのプレゼントに関するよくある質問
7-1. ドライフラワーはどれくらいもつ?
7-2. ドライフラワーの飾り方を工夫すれば風水的に問題ない?
7-3. 誕生日プレゼントにおすすめのドライフラワーの種類は?
8.ドライフラワーギフトを検討しているならレンデフロールへ
9.まとめ
1. ドライフラワーをプレゼントとして贈る意味は?
日本ではプレゼントしてよいか悩みがちなドライフラワーですが、海外ではポジティブな意味を持つプレゼントとされています。 ドライフラワーをプレゼントする意味について、日本と海外に分けて確認していきましょう。
1-1. 日本ではドライフラワー自体に花言葉や特別な意味はない
日本では、ドライフラワー自体に花言葉や特別な意味はありません。そのため、プレゼントで渡しても問題ないでしょう。
ただし、花本来の花言葉はドライフラワーにも残ります。そのため、ドライフラワーをプレゼントする際は、使用する花選びに気をつけることが大切です。
たとえば、青いバラは「夢叶う」「奇跡」、ダリアであれば、「気品」「優雅」などのポジティブな花言葉を持っている一方で、花の種類や色により、悪い意味を持つ花もあります。 ドライフラワーを贈る際は、花言葉を考えながら選び、相手に思いが伝わるプレゼントを届けましょう。
1-2. 海外ではドライフラワーそのものによい意味の花言葉が含まれる
日本ではドライフラワー自体に花言葉はありません。
対して、海外ではドライフラワーそのものに「よい意味の花言葉」がつけられています。特にヨーロッパ圏では、ドライフラワーに以下のような意味が込められています。
・永遠・永久
・感謝
・友情
・愛情
・真実
フランスでは葬儀の際にもドライフラワーが使用されているといわれており、悲しい意味合いではなく「感謝」を示しているそうです。
海外ではドライフラワーは縁起のよいものとして親しまれているため、プレゼントとして人気です。
また、ドライフラワーの花言葉とともに、花そのものの花言葉も残るため、より深い思いや意味を込めたプレゼントになります。
2. ドライフラワーのプレゼントが失礼・ダメと言われるのはなぜ?
日本で、ドライフラワーが「失礼」だと考えられている理由は、風水です。
風水では、ドライフラワーは「枯れた花」「死んだ花」と見なされ、運気を下げるアイテムと考えられています。
そのため、風水を大切にしている方からは「ドライフラワーよりも生花をプレゼントしてもらったほうが嬉しい」との意見もあるようです。渡す相手やその人の考え方によって、失礼に当たる可能性があると覚えておきましょう。
3. ドライフラワーのプレゼントを贈ってもよい場面
親しい友人や親族に対して、ドライフラワーをプレゼントすることは問題ありません。
もともとドライフラワーは「特別な行事や記念日に飾る縁起のよいもの」として古くから親しまれており、海外ではプレゼントに選ばれることも多いです。
さらにドライフラワーは、ブーケのような形や容器に入っているタイプもあります。
花好きな方だけでなく、インテリア好きな方にも喜んでいただけます。
ただし、風水を気にする方やドライフラワーがお好きでない方には、生花の方がよいかもしれませんね。
4. ドライフラワーのプレゼントがよくない意味を持つ場面
入院見舞いなどの改まった場面では、ドライフラワーは避けたほうがよいとされています。 ドライフラワーは枯れた花であり、「老い」や「死」を連想させる可能性があるためです。
贈り主に悪気がなくても、相手のとらえ方によっては「失礼だ」と感じられることもあるかもしれませんので注意しましょう。フォーマルな場面では、ドライフラワーをプレゼントするのは避けた方が良いでしょう。
5. ドライフラワーがプレゼントにおすすめの理由
ドライフラワーは、誕生日プレゼントや特別なお祝いにもおすすめのアイテムです。
理由は主に4つあります。
・水やりなどの手間がかからない
・長く花を楽しめる
・さまざまなアレンジができる
・特別感がある
ドライフラワーのよさを考えて、ぜひプレゼントの候補として考えてみてください。
5-1. 手入れの手間がかからない
ドライフラワーがプレゼントにおすすめの理由として、手入れの手間がかからない点があります。
生花はこまめな水やりや水の取り換え、枯れてしまったお花を取り除くなどのお手入れが必要です。対してドライフラワーは、ほこりを拭き取る程度のお手入れで済みます。
簡単なお手入れできれいな状態を楽しめるため、花を育てた経験がない方や忙しい方にもおすすめです。
5-2. 長く花を楽しめる
花を鑑賞できる期間が長い点も、ドライフラワーがプレゼントにおすすめの理由です。
ドライフラワーが長持ちする理由は、花の水分が抜けているためです。
生花は1~2週間程度で枯れてしまうのに対し、ドライフラワーは数ヶ月以上楽しめるといわれています。
保存方法や乾燥方法によっては、1年以上状態を維持できることもあり、色の経年変化を楽しめる点もドライフラワーならではの魅力です。少しでも長く花を楽しんでもらいたい場合は、ドライフラワーをプレゼントするとよいでしょう。
5-3. さまざまなアレンジができる
ドライフラワーは、さまざまなアレンジができるアイテムです。そのため、贈る相手に合わせてプレゼントすることができます。
たとえば、華やかなアイテムが好きな方については、大きめのサイズで多数の種類をきれいにまとめたドライフラワーをプレゼントするとよいでしょう。
容器に密閉したり吊り下げたりするデザインは、ドライフラワーならではのアレンジです。こだわったプレゼントを渡したい場合には、ぜひ検討してみてください。
5-4. 特別感がある
ドライフラワーは特別感があり、プレゼントすると喜ばれやすいアイテムです。
最近はインテリアとしても人気のドライフラワーですが、自分のために購入する方は決して多くありません。
なかには、ドライフラワーが好きでも、家に飾った経験はないという方もいます。自分では普段買わないドライフラワーをプレゼントすれば、特別感が伝わり、きっと喜ばれるでしょう。
6. ドライフラワーをプレゼントする際に伝えるとよいポイント
ドライフラワーをプレゼントする際は、飾り方やドライフラワーならではのよさを伝えましょう。
正しい知識を持ち合わせていれば、ドライフラワーを長く楽しめるはずです。
本章では、特に伝えるとよいポイントを3つ紹介します。
6-1. 色の変化がある
ドライフラワーは、徐々に色褪せるものであると伝えておきましょう。
初めてドライフラワーをもらう場合、色が変化することを知らない可能性があります。
ドライフラワーは湿気や日光、温度など、周囲の環境で少しずつ色が落ちていくものです。 このような経年変化を楽しめるのは、ドライフラワーならではの魅力ですが、ドライフラワーをよく知らない方は、色の変化に違和感を覚えるかもしれません。
プレゼントする際にドライフラワーの特質を伝えておき、長く楽しんでもらえるようにしましょう。
6-2. 直接日光が当たるところに置かない
ドライフラワーは、日光を避けて飾ってもらうことも大切です。
光が直接当たらない場所に置いたほうが色あせ防止につながり、長期間楽しんでもらえます。
また、乾燥対策にもつながり、花びらや茎の部分から崩れてしまったり落ちてしまったりする劣化防止の効果も。
ドライフラワーは窓際から離れた場所や日差しが入りにくい部屋に飾るのがおすすめです。
太陽光はもちろん、蛍光灯やスポットライトの光にも注意すると、さらにきれいな状態で保つことができます。
6-3. 多湿な場所に置かない
ドライフラワーは、湿度が高い場所に飾るのも避けた方がよいでしょう。
湿度の高い場所にドライフラワーを置いておくと、カビが発生したり形が崩れたりする原因になりかねません。
たとえば、お風呂場や加湿器が当たりやすい場所、クローゼットなどの収納スペースは湿度が高くなりやすいです。そのため、ドライフラワーの保管には向いていません。
一般的なドライフラワーの理想的な湿度は30~50%といわれており、廊下や風通しの良い場所がおすすめです。
多湿な場所に飾り続けると、ドライフラワーの劣化が進んでしまう場合もあります。
長く楽しんでもらうために、湿度が高くなりにくい場所に飾ることをおすすめしましょう。
7. ドライフラワーのプレゼントに関するよくある質問
ここでは、ドライフラワーのプレゼントに関するよくある質問を3つご紹介します。
大切な方へプレゼントする前や、ドライフラワーをプレゼントするか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
7-1. ドライフラワーはどれくらいもつ?
一般的なドライフラワーは、数ヶ月から1年程度を目安に楽しめます。
保存環境や乾燥方法によって期間が異なり、長く楽しめるドライフラワーを選ぶ際は、以下のような置き方や選び方がポイントです。
・湿度の高い部屋は避ける
・直射日光の当たらない場所に置く
・シリカゲルで乾燥させたドライフラワーを選ぶ
・ケースなどに入っているタイプを選ぶ
シリカゲルで乾燥させたドライフラワーを選べば、乾燥した花の色や形も生花時に近い状態で残ります。花本来の美しさを感じながら、ドライフラワーとして長期間楽しむことができるでしょう。
7-2. ドライフラワーの飾り方を工夫すれば風水的に問題ない?
ドライフラワーは、飾り方によっては風水的にも問題ないと考えられています。
おすすめの飾り方は以下の通りです。
・風通しのよい場所:空気の流れにより、悪い気が停滞せずに流れていくといわれている
・赤いものと一緒に飾る:赤色は風水的によい色と考えられており、悪い気を中和させる
・蓋のある容器に飾る:悪い気を閉じ込めるといわれている
プレゼントする際は、おすすめの飾り方もあわせて伝えてもよいかもしれません。
7-3. 誕生日プレゼントにおすすめのドライフラワーの種類は?
誕生日プレゼントにドライフラワーを贈る際は、ポジティブな意味の花言葉を持つ花を選ぶと、相手に思いを伝えられます。おすすめの花の種類は以下の通りです。
・バラ:意味「愛」「情熱」「希望」など。恋人や奥様へのプレゼントに人気
・ガーベラ:意味「希望」「常に前進」など。幅広い世代人気であり、色によっても意味が異なる
・フリージア:意味「親愛の情」「友情」「感謝」など。友人へのプレゼントなどに人気
ほかにもポジティブな意味をもつ花はたくさんあるため、複数の花を組み合わせてより華やかな誕生日プレゼントに仕上げるのもよいでしょう。
また、誕生花をドライフラワーにする方法もおすすめです。
誕生花は、日により花が変わります。 プレゼントを渡す相手の誕生日の花や、好みに合いそうな花、思いを伝えたい花言葉を選んでみてください。
8. ドライフラワーギフトを検討しているならレンデフロールへ
ドライフラワーギフトを探している方は、レンデフロールをぜひご検討ください。
レンデフロールの商品は、スワッグ等の自然乾燥した一般的なドライフラワーとは異なり、特殊な乾燥技術で加工するため、花本来の色が鮮やかに残ります。
また、加工したドライフラワーをガラス容器に密閉した「ボトルフラワー」であるため、比較的飾られる環境の変化に強く、5~10年程美しい状態を保ったまま楽しむことができます。
長い間楽しめるドライフラワーをプレゼントしたい方におすすめです。
また、ガラスボトルが出ているため、お手入れの手間もほとんどかかりません。
ドライフラワーギフトを考えている方は、ぜひ、贈る相手に合ったアイテムを探してみてください。
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9. まとめ
ドライフラワー自体には花言葉や特別な意味はなく、プレゼントしても基本的には失礼ではありません。
実際に、ヨーロッパなどの海外では「永遠」や「友情」の意味などもあり、プレゼントや縁起のよいものとして親しまれております。日本でも、ドライフラワーは誕生日プレゼントなどに人気のアイテムであり、飾る場所に気をつければ数ヶ月から1年ほど楽しめます。
ただし、風水の考えではマイナスなイメージもあるため、風水がお好きな方やフォーマルな場面などでは避けたほうがよい場面があること知っておきましょう。
さまざまな種類や大きさのドライフラワーがあるため、お祝いや記念日・誕生日など、ぜひ予算や好みにあわせたプレゼントを選んでみてはいかがでしょうか?